fleur de luceそっと貴方の優しい鼓動に触れるたび涙がぽとぽと…小さな掌(てのなか)に零れ落ちる色彩を失った花びらどれだけ涙を流し泣いても近づき触れることさえできないわがままなこの愛の代償 (あいとひきかえ)に貴方を苦しめてしまっていた届かない祈りだけが虚しく残酷に手のひらから零れたもう二度と温かいその胸に優しく抱(いだ)かれることはないでしょうどれだけ季節が流れ過ぎても貴方の優しい瞳(め)は忘れない
Paradise lost爪痕を遺された天使の羽根は羽ばたくことを怖れた願いと引き換えに光を閉ざし今はもう月の住み人哀しい調べを奏でる音色夜月だけが照らして御神に背きし反逆の翼灼熱の煉獄へ翼を広げた天使の羽根は羽ばたくように光輝りソシテ我ハ闇ニ堕チタ