鈍感男の後悔 | 男性視点の恋愛論 ~草食系男子のススメ~

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男の人の気持ちがわからなくて困っている女の子に捧げる恋愛ブログ

この頃、睡眠時間が長くなっています。


なんでだろう?
疲れやすいからかな?


それとも寿命!?


今日は、かなーり久々に、彼女とのエピソードを書きます。






遠距離の罠


昨年、僕が転勤になり、彼女とは遠距離になりました。
遠距離にまつわるエピソードは、一般的なすれ違いなどそれなりにありました。


広島で体調を崩し、休職する事となった僕を、彼女は2週間に1度ペースで様子見に来てくれました。
彼女はどちらかというと自己主張が強いタイプの女性でしたが、遠距離になってからはこちらの状況をより聞こうとして、「聞き役」に回る事が多くなりました。
僕もそれで助かりました。
しかし、精神状態が悪く、あまり余裕がありませんでした。


そんなある日の出来事でした。






鈍感男


その日、広島に来た彼女は、以前福岡で会っていた頃と比べ、服装から髪型など、見た目が変わって派手になっていました。
精神状態が悪かった僕は、それに強い違和感を覚えながらも、「せっかく来てくれたんだから」と、あまり触れないでいました。

それまで以上に口数少なく、1日が終わりそうなのに陰気な僕に向かって、彼女はこう言いました。


「私に何か言いたい事ある?」


僕が不愉快になっていると思ったんでしょうか?
この時、どうやら僕は、一時的な鬱症状が起きていたらしいんです。

そこで僕は、「なんなのその格好?他の男にでもモテたくなったの?」と辛辣な事を言ってしまいました。





つまらない誤解


その僕の発言は全く逆で、「たまにしか会えないから、一生懸命綺麗な格好をして来た。元気になってもらいたかったから。」と、彼女は涙を流しました。
日頃人間関係で疲れ切っていて、ネガティブにしか物事を捉えられなくなっていた僕は、彼女さえも疑うようになってしまっていたのです。


「ごめんなさい」と謝ったところ、しばらくして彼女も立ち直り、「ねぇ、唇を見て」と言って来ました。
ああ、「ウェッティだね」としか僕は言えませんでした。


「なんとも思わない?」と聞かれたものの、「ウェッティでプルプルだとは思う」としか答えませんでした。
「そうか・・・・」と彼女はがっかりしました。



後になって、彼女は、「キスしたくなるキス専用美容液」を使っていたのだと知りました。
残念ながら、この時やや鬱気味だった僕は、性欲が0に近い状態でした。


僕みたいな特殊な例はありますが、周りの人に聞くと、「それは池田君が悪いよ」と言われ、「俺なんかそういう唇はドキドキするね。」と言う人が多いです。
草食系の友人も、「濡れた感じでぷるぷるだとドキドキする」と口を揃えます。

しまったなあ・・・・全然ダメだな僕は・・・・と後悔しているエピソードです。