【働く女性に贈る27通の手紙】を読みました。
小手毬るいさんと望月衿子さんの、文通形式のエッセイ。
私の読書の感想は、自分の備忘録も兼ねてますので、内容に触れている部分、ジャンルによってはネタバレもあります![]()
それでもいいよという方のみ、スクロールをお願いいたします![]()
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初めて手に取った著者名の方々でした。
小手毬るいさん
・1956年生まれ
・アメリカの東のほう在住
・恋愛小説、歴史小説、エッセイ集、児童書など多数のジャンルで活躍している小説家の先生
望月衿子さん
・1978年生まれ
・東京西のほう在住
・出版社の雑誌編集を経て独立
・男女問わず、生き方や働き方をテーマに取材、執筆。ブックライティング実績多数
・ノンフィクション系執筆は別名で活動中
思ったこと
・お手紙の冒頭にある季節の挨拶が綺麗で美しかった。
・小手毬るいさんは小説家の先生、望月衿子さんはフリーランスのライターさん。好きなことを仕事にしているという点で、しがない会社員の私とは少し仕事に対しての捉え方が違うと感じた。
・お二人は共に、苦労や苦難の時期がありつつも、こつこつとやるべきことを積み上げて、好きなことを仕事にして収入を得ているということは、本当にすごいことだと思った。
・望月衿子さんの手紙の中で、「少子高齢化と長寿化が進む日本では、定年延長がますます進み、80代まで働くのが当たり前になるだろうと言われています。」とあり、今シニア世代のマック店員さんなども話題になっていますが、さすがに70代までだろうと思っていたので、え、80代??と素で驚いた
2018年9月13日に第一刷発行とありましたが、現在2025年2月。本当にその時代に近づいているのかも。
六月の往復書簡/階段を昇ることへの抵抗、にもあましたが、今は日本も「フツーの女性が管理職になる時代」
。とりあえず、やってみようよという言葉は、悩んでいる女性には背中を押してくれるものなのではないでしょうか。
ただ、私の個人としての考えは、どんなに男女平等を主張したって、性差はある。
一般的に、男性の方が力も強く体力があること。子どもを妊娠し産むのは女性であること。
男性と同じように働くことはやはり私は難しいと感じる。(人によるとは思うけど)
でも今の社会、働きながら子育てをしているお母さんたちが大勢いる。
たまに、子持ち様と揶揄されるような、独善的な振る舞いをする人もいるけど
本当に尊敬している。
会社という組織に属している私は、ますます、自分に合った働き方を模索してそれを実行できるように自分のスキルを上げたり、手段を増やしていけるようにしなくてはいけないと思いました。
私の楽天ルームです
よかったら、覗いていってくださいね

小手毬るい先生は、私の母と同世代。(母が少し下ですが)
母は、結婚して私を身ごもった後も仕事を続けましたが、切迫になり退職。
私が小学校低学年まで専業主婦でしたが、それから今現在パート勤めをしています。
決して裕福な家庭ではありませんでしたが、母が働き出す前は、家に帰ったらニコニコとおかえりと言ってくれて、おやつは母の趣味でもあった手作りお菓子。
それが、鍵っ子になり、おやつは市販のお菓子(働くと時間がなくなり、疲れてしまうからだと思う)母との時間が一気になくなってしまったさみしさを思い出しました。
働くお母さんがかっこいいと思わず、私はさみしさを感じてしまった。
それぞれの家庭、自分に合った、理想的な生き方、働き方ができる社会になりますよう⋯⋯いいえ![]()
していきたい所存です![]()
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ここまでお読みいただいてありがとうございました![]()
