こんにちは、R+house御殿場の鈴木です。

 

既に住宅を購入されたり、家づくり最中の方はご存じかと思いますが、家づくりを進めていると今まで見たこともない図面が色々と出てきます。

 

配置図、平面図、立面図、断面図、展開図、矩計図、平面詳細図、基礎伏図、屋根伏図などなど・・・。

 

平面図については、部屋の間取りや大きさを表した図面なので、もっとも見慣れている図面ではないかなと思います。

 

↓こういう図面

 

 

今日は、色々ある図面の中で、『立面図』と『断面図』について図面の見方を含めてお話をします。

 

まず立面図とは、建物の外観を東西南北それぞれから眺めたときの図面のことです。

建物の外観デザインや屋根の高さ・勾配、窓の位置などを確認する事が出来ます。

 

↓立面図

 

↓拡大

 

この図面の中に書かれている言葉や数字について簡単にご説明をします。

 

GL・・・グランドレベル(又はグランドライン)の略称で、建物が建つ地面のことを表しています。

 

FL・・・フロアレベル(又はフロアライン)の略称で、各階の床を表しています。1階は1FL、2階は2FLと表記されます。ちなみに、建築基準法上では、「GL」と「1FL」は最低450㎜以上離さなければいけません。

 

この図面に書かれている150.5という数字は軒の出を表しています。

0.5/10という数字は屋根の勾配を表していて、0.5寸勾配の屋根ということになります。平行に近く、外観からはほとんど屋根が見えないので、すっきりとした見た目に

ウインク

 

その他にも外壁の仕様の書き分けがあったり、窓やドアの位置の確認が出来ます。

窓については、同じ面にある窓の高さを上下どちらかが合うようにすると、より見た目がグッド!

また、雨樋の位置やエアコンの配管などが目立つ位置にないかも外観の印象に影響するので、住宅会社としっかりとチェックすることをおススメしますビックリマーク

 

続いては断面図です。

断面図は、建物の室内を一定の位置で縦に垂直断面にし、横から見た図面です。
建物内の様々な高さを表しており、階高や天井高、地盤面、床高などの寸法が書かれています。また、吹抜けや階段、ロフトなどのつながりや、部屋の上下の重なりも把握すること出来ます。

 

↓断面図

 

↓拡大

 

立面図と同じ表記の所もありますが、

 

CH…シーリングハイの略称で、各階の床からの天井の高さを表しています。
R+house御殿場の標準の天井高は2400㎜になるので、CH=2400と表記されます。
天井が高ければ開放感を演出できますが、冷暖房効率やメンテナンス性にも影響しますので、メリット・デメリットを考慮したうえで、検討しましょう。


また、上下階のバランスもチェックしていただきたいと思います!

例えば、仕事部屋が子供部屋の下にあると、騒がしくて集中力に影響が出るかもしれませんよね。自分たちの様々な生活を想像しながら、上下階の配置に問題がないかもしっかりとチェックすることをおススメしますビックリマーク

 

また次の機会に他の図面の見方やチェックすべき点などをご紹介していこうと思っています。