私は掃除が嫌いです。

整理整頓はそんなに嫌いではないのですが、まめにやりません。

 

 

時々テレビで片付けができない人のお家がでてきて、本当にすごいな・・・。と思いながらも、全面的に否定はできないものを感じるのです。

 

 

というのも、その人その人に片付けができなくなった物語が存在し、人生の転機ともいうべき出来事が引き金になってしまっていた。というケースを見て、なんだか責められない気持ちになったことがあったからです。

 

 

 

 

捨てられないは、捨てたくない。

片付けられないは、片付けたくない。

 

そういうことの裏返しに思えました。

 

 

私も思い出はとっておきたいと、何でも手元に残して捨てられない方です。

片付けたいのだけれども、どんどんものが増えていく。そういう方です。

 

 

私もそのテレビに出てきた人たちと環境は違っても、捨てたくないと思った気持ちやその抵抗感は同じだったのではないか?

ということに気が付いてしまったのです。

 

 

 

 

いつからだろう、こんなにきれいにすることを怠り始めたのは??

きっかけは環境を整える余裕がなくなった頃からだとは思います。

 

 

それも人の話を聞いていて気付いたことですが、

子供を産んでからきれい好きになったとか、神経質になったとか。

そこは残念ながら私は変わりませんでした(T_T)

 

引っ越しなどで住居を変わったことがきっかけとか。

残念ながらそれもありませんでした(T_T)

 

 

それに加え、年齢を重ねるごとにひどくなっていった気がします。

ささっと片付けるということから、どんどん縁遠くなっていきました。

 

 

 

 

ではなぜ?今

 

気持ちの上での断捨離が完了したからではないかと思います。

不要なものを断ったり捨てたり、執着しないことだとしてです。

過去のもういらなくなったものたちから解き放たれたのではないか?ということになります。

 

 

気持ちの上でのさっぱりだけでなく、さっぱりとした場所に身を置きたいと思えるようになったのでしょう。

ごちゃごちゃした場所(気持ち=内面)からの卒業です。

心身ともに断捨離完了を目指し始めたのでしょう。

 

 

 

今となっては捨てたものを見ても、よくこんなにためていたものだと思ってしまいました。それは気持ちの中でのこともしかりです。

こうして振り返ることが出来るのが幸せに感じました。

 

 

 

現実に物を捨てたりは後回し。

気持ちが整理できないと動けない。

それが自分にとっての断捨離なんだ。

と痛感した今日この頃でした。