ごはんが炊けた音。
一度無視するとずっと忘れてしまうその音。


気付いた時には白いつぶは固く、忘れられて慰めあって一致団結してるみたいになる塊。


ごめんね、と思いながらそれらを混ぜるわたし。
抵抗するようになかなか離れない白いつぶ、少しの罪悪感が込み上げる。


炊きたてのごはんだったら炊飯器を開けた途端立ち込める白いもくもく、その香りがすきなのに。


一度忘れたらなかなか思い出さない。


今日もやってしまった、ごめんね。