19時に寝袋に潜り込み、1時に目を覚ます


周囲は暗闇かと思ったら、薄雲の向こうの十六夜の月明かりでテントの中はほんのりと明るい


涸沢カールへ向け手早く準備をし、デイパックを背負い、草木も眠る丑三つ刻に出発






月明かりも森の中に入ると光は届かず、時間も時間なので誰もいない

子どものころはひとりで夜の森の中を歩くなんてできなかったが…


涸沢への行きの時間は約四時間


なんの問題も無く歩けば、日の出後のモルゲンロートに間に合うはずだ


3時 最初の目標地点横尾に到着





横尾大橋を渡ればその先はこれまでの遊歩道から登山道へと変わる







3時40分製材所跡






4時 本谷橋に到着





横尾から1時間

ここで小休止して水分とブドウ糖を補給する






ここから先にキツい上りの道が待っている