4時に目覚め、散歩に出てみると曇り空の上高地
雲の位置は高く穂高連峰が雲の中に…ということはなかった
小梨平キャンプ場には穂高連峰が見えるところにいくつかの額縁を置いてある
梓川のせせらぎと鳥の鳴き声もまた良き
若木の樹皮は桜に似ていて、葉っぱもそっくりだ
散歩から戻り、朝の苦豆を淹れる
至福のひととき
雨は降ってないが、天気は下り坂で雨の予報は午後の1時ころ
なんとなくだが、午前中に降りそうな予感がして撤収を急ぐことにした
装備をザックに詰め込み、入らないものは手提げのバッグの中に入れ、キャンプ場をあとにする
10時の河童橋と穂高連峰
頬に雨粒を感じた
当たらなくて良い予感ほどあたるものよ
初夏の上高地を充分に楽しんだ
ごはんもコーヒーもうまかった
次の上高地キャンプは真夏か、それとも紅葉黄葉の時季かな
いずれにしても楽しみだ
了