アパート近くでツバメがその生命を終えていた







車にぶつかったのか、それとも寿命だったのか…


アイルランドの童話作家 オスカー・ワイルドの


『しあわせな王子』


を思い出してしまった







このままカラスに啄まれるのもしのびない


ティッシュにくるみ




小さな祠の近くに




埋葬した






よく生きた


事故ならば残念だが、寿命ならば天寿を全うしたと信じたい



きっと虹の橋の向こうでも、思う存分にそして自由に飛びまわっていることだろう




(-人-)