滞在時間せっかく手元にやって来た栄一さんだが…あっちゅう間に居なくなった江戸中期から幕末まで刊行されていた川柳の句集誹風柳多留(はいふうやなぎだる)の中の一句『これ小判 たったひと晩 ゐてくれろ』今も昔も庶民の懐事情は変わらないということか…『栄一が財布にいたのは十九時間』