パンフレットにもあったが、バラまつりの期間中に、『しあわせのリカちゃん展』が併催されている
今まで人形なんて手にしたことはなかった
ましてや女子向けの人形をマジマジと見たことは無い
こんな機会がなければじっくりと見ることもなかっただろうな
ちゃんと照明にも工夫がされてあって、上半身(顔)に照明が当たるように展示されている
パーティードレス、ウェディングドレス、魔法少女のようなドレスまである
子だくさんでママも母方の祖母も職業人で、リカちゃんはハーフなんだな
深読みだが、リカちゃんの発売当時(1967年)は、ハーフはイジメられていたそうな
ほぼ同時期(1964年)に連載を開始した、サイボーグ009には作者である石ノ森章太郎氏の思いが込められている
現在では持って産まれた才能、運動能力や美貌でスポーツや芸能界で秀でた活躍をし、小中学校でも普通に見られるようになった
半世紀の時間を要したが、子どもの手にするモノ(リカちゃん)や漫画から少しずつだが確実に意識をかえてきた結果が現在なのだろう
先人達の偉業に心を寄せたところで…
もう一度バラを愛でてから帰ろう