塩尻市贄川の国道沿いにある食堂SS木曽本店
木曽路を走るドライバーの胃袋を満たしてきた、昭和の香り漂う食堂なのだが…
4月29日で休業となった
ライブリーの中に残っていたハンバーグ定食ご飯大盛り
ハンバーグは最近の柔らかく肉汁たっぷりでわなく、しっかり焼き固められ、ウスターソースとケチャップを合わせたハンバーグソース
壁一面に貼られた多種多様で豊富なメニュー
固定されていないテーブルと椅子に、小さなヤカンに入ったお茶
引き戸を開けて食堂の中に入れば、厨房から流れてくる調理のにおい
令和の世に残された『The 昭和』なお店
以前ラジオで、県外のトラック運転手が中央道をわざわざ下りてSSに立ち寄り、再び高速に戻って中京圏に荷を運んだという話しを聞いた
会社もそんな非効率的なことを、『SSなら』と容認していたという
塩尻市市街地の広丘にSS広丘店があって、味はそちらのお店で同じ味を楽しめ、お店の味がなくなる心配は無い…
ただの休業と思いたいが、お店で働く人の高齢化の要因が大きいようだ…
大正、昭和に生きた先達たちも、このなんともいえない寂しさを感じたのだろうか