能生海水浴場弁天島を出発

国道8号線から148号線を南下して安曇野に帰る


その途中に糸魚川静岡構造線(フォッサマグナ)の断層露呈地がある




駐車場にバイクを停め歩く









断層まで400mの初夏の散歩


ツツジ



新緑





若葉のつくる木陰





朝の出発時は冬のように冷え込んだのに、お昼を過ぎた今はひたすら暑い




断層露呈地に到着




フォッサマグナ(ラテン語で大きな溝 日本語では中央地溝帯と訳される)は1600万年前に本州が逆のくの字形に折れ二つに分かれたとき、その間にできた新しい岩石の層を指す



東の古い岩石とフォッサマグナの境目は柏崎千葉構造線と呼ばれ




ここ、西の古い岩石とフォッサマグナの境目を糸魚川静岡構造線と呼び、柏崎千葉構造線と糸魚川静岡構造線の間の新しい岩石層をフォッサマグナという


長い地殻変動でフォッサマグナは北アメリカプレート、この断層から西の古い岩石層はユーラシアプレートの上にあり、今もなお活動する巨大な活断層なのだ





断層周辺部は断層が動くたびに脆くなり、断層破砕帯となって崩れやすくなっている




西と東で岩石の色も違うのでわかりやすい



糸魚川ジオパークが認定されて間もない頃にここを訪れたことがあったが、

『断層』

という表示だけで地質学者とかマニアにしかわからないようなところだったが、今はだいぶわかりやすくなっている