わたしは地球人Az-riderバイクに乗りこの地域を調査している






今回訪れたのは…



龍岡城






幕末期の混乱と動乱の中、必要に迫られ築城されたこの城も、明治の廃城令で…








上の写真の御台所と


星形の堀が残され廃城となった


城郭側の堀の石は隙間無く積み上げられ、





砲弾の直撃を受けても崩れない堅牢なつくり





一方で城郭とは反対側の堀は、これまでの城の石垣の積み方である野面積み







破却されたあと、城の敷地の中に学校の校舎が建てられ、令和の世まで存続してきた








だが、この小学校も今年度を最後、来年3月で廃校となり、





校舎の取り壊しも決まっている










国の指定する史跡の中には史跡以外のモノがあってはならないようだ

本来あった城の門は移築され現存している

いずれ元の位置に戻されるという



晴れていても肌寒く感じる午後
温かい缶コーヒーが沁みるようになってきた

同じ敷地の中に中学校の校舎があった時は、全校生徒・児童の数は2千人を超えていたとか…

少子化がなければ、この小学校も統廃合で閉校ということにならなかったのだろうか?

史跡保護の観点からやはり閉校になったのだろうか?

子ども達の教育か過去の史跡か

歴史を知り、理解しない者に今日はあっても良い未来は無い

これからの子どもたちの教育は、なにをおいても優先しなければならない



気温の低さも相まって、どちらもとても大切なことなだけに寂しさを感じさせる



このロクでもない素晴らしき世界…


缶コーヒー


POSS