高梨沙羅選手のSNSでの謝罪に、


『スキージャンプの日本代表選手たちは、それこそ人生をかけ、ジャンプに生命がけで臨んでいる』


このことを再認識した



メダルの有無で今後の競技人生と、競技を基にした人生設計そのものが変わっていく厳しい世界…


特に彼女は、化粧しただけで非難された過去を持つからな…


あの批判的な世間…いや、マスコミの騒ぎはいったいなんだったのだろう




国際スキー連盟(FIS)の度重なるルール改正(高梨封じ)


この五輪でも、先日の個人のジャンプと混合団体のスーツ計測方法の違いで5人の失格者をだした経緯を、FISは明確に説明する義務があるが…


果たして納得する説明はされるのであろうか?




一方で、競技としての歴史は短いスノーボード


バイアスロンに見られるように、軍隊の効率の良い雪中行軍がノルディックスキーの原型

一方で『遊び』から『競技』へと発展したスノーボードは、スキー競技に漂う『かたさ』を感じられない


挑戦しつつ楽しもう、観客をあっと言わせようという、ボードライダーたちのその気概が今回のオリンピックでも見られた


女子スノーボード ビッグエア 

岩渕麗楽選手は決勝まで進むものの4位

前回の平昌オリンピックでも4位だった


彼女は果敢に挑戦した

女子では誰もやったことのないトリプルコークという技を


実況、解説ともにその技を見た瞬間に絶句、二の句を告げずにいた

混乱しているのがありありとわかる


着地に失敗して尻もちをついてしまい、残念ながらメダルに届かなかった


だが、彼女の挑戦はライバルである他のボードライダーたちの心を打った


競技終了後、岩渕選手に駆け寄りハグするライバル達

そこには惜しみない賞賛があった


岩渕選手にとってはメダルに届かなかった忸怩たる思いがあるだろうが、将来、彼女のオリンピックでのトリプルコークの挑戦を見て、スノーボードの選手になろうと志す者が出てくるかもしれない


ほんとうに素晴らしい挑戦だった




その一方で、ここまで政治色が濃く、審判の不公平さが表出したオリンピックも無いと思う


平野選手の圧倒的な金メダルにも?マークの付くジャッジ…


審判の協議で金メダルになったショートトラックの中国代表…



果たしてオリンピックに価値は…



アスリートが価値を認めている限り、アスリートでもない自分がなにか言ったところでせんないことだな