わたしは地球人Az-rider
バイクに乗りこの地域を調査している
今回訪れたのは…
高遠城址公園
織田の甲州征伐の際、攻める織田五万に対し、守る高遠城(城主は勝頼の異母弟 仁科盛信)は三千
降伏を勧める信忠に盛信はこれを拒否
仁科盛信と三千の兵は凄絶な最期を遂げた
現在は高遠コヒガンザクラの名所として、今の時季 県内はもとより近隣の県からも訪れる観光客は多い
桜の咲く期間のみ、高遠城址公園は500円の入場料がかかる
桜は満開
桜や城跡の維持管理のためだけでなく、コロナ禍といった不足の事態に対応するための入場料なのだ
入場料を払って検温し、問題が無ければマスクをして園内へ
夜にはライトアップもされる
本来なら白い銀嶺の中央アルプスが桜とともに見えるのだが…
残念ながら雲が多い
朝に開いたばかりでこれから花を広げようする花や
開ききった花
ここに来る人は桜を楽しみにしている
今までと違うのは、外国人観光客がほぼいないことと、飲食のできるスペースが限られていることだ
レジャーシートを敷いてとか、ベンチに座っての飲食、食べ歩きは禁止されている
限られたスペースの中で自分が食べたのは、
桜餅
少し汗ばみながら満開の桜と青空を眺めながらのサクラソフトクリーム
存外にぜーたくな気分を味わう
汗が引いたところで、老犬を連れた母娘に出会った
老犬は人間でいうところの腰のあたりが曲がり、動きもゆっくりだ
飼い主の声には反応するが、若い犬のように尻尾の動きに勢いがないし、ほかに犬が来てもほぼ無反応だ
側から見てもわかる
母娘から注がれる老犬への愛情は家族へのそれだ
一方で…
あとを絶たない生命を生命とも思わない悪徳ブリーダーや、それに類する生体販売業者…
城からの帰り、自動販売機で缶コーヒーを買い、飲みながら思った
生命を正しく生命として向き合える人達と、犬やネコや鳥といった、いわゆるペットと呼ばれる動物達が出会ってほしいと…
このロクでもない素晴らしき世界
缶コーヒーPOSS











