クレヨンしんちゃんの野原ひろしや、映画アイアンマンやアベンジャーズのトニー・スターク(ロバートダウニーJr)の日本語吹替え役を演じていた藤原啓治氏が4月12日に亡くなり、一か月が経とうとしている
「もう少し時間をやるぞっと」
2016年にひろし役を病気療養を理由に降板し、以降は体調を考慮しながらマイペースでの仕事復帰、軽い性格の若者から、陰のある悪役まで幅広い演技で楽しませてくれた
FFⅦ REMAKEにも出演している
見た目からは軽そうなイメージだが、仕事を楽しんでこなすことを信条とし、仲間思いの一面もある
『ひろし』と同じ声
なのに受け取る側の印象はまるで別人
俳優にも同じことが言えるが、髪型や衣装、(女優ならメイク)、表情等
受け取る側の情報量は多いから違いが判断できる
それを声だけで演じ分けるとは…
正にプロフェッショナルの仕事だ
「もう少し時間をやるぞっと」
天は藤原啓治氏に時間をくれなかった
もっと演じていたかったのだろうか?
それとも満足していたのだろうか?
心よりご冥福をお祈りします
