入場券を買って構内へ
2番ホームにはリゾートやまどりという観光列車が回送になった
この転車台のおかげでD51やC61は向きを変え、上り・下りで常に客車を牽引できる状態になる(転車台が無ければ、下りはSLが牽引しても、上りは電気機関車かディーゼル機関車で牽引されてSLはバック状態という、なんだか悲しいことになる)
JR東日本高崎支社には二両の蒸気機関車 D51 498と、C61 20が動態保存され、週末に臨時列車として運用されている
JR上越線や信越線を実際に客車を引いて走っているのだ
今回、SLレトロみなかみを牽引する機関車は
C61 20
蒸気機関車はものすごく効率が悪い
可動部が多いのがその現れだ
自分の感じる生命感みたいなものは、動力を車輪に伝えているのがわかるからだろう
バイクと共通している
バイクはエンジンからの動力をチェーンで伝えている
大きさこそ違うが、自分がSLに親しみを感じるのはこの辺りなのかもしれない…
JR東日本は蒸気機関車を後世に遺すもの(レガシィ)とした
動く蒸気機関車が見れるのはありがたい
一方で長距離列車は次から次へとダイヤから消えていく(トワイライトエクスプレスや北斗星、カシオペア…)
それが寂しい…
短い停車時間の中、客車から急いで出てきて撮影する鉄な人達
中には自分好みの美人さんが、デジタル一眼を手にたくさんの写真を撮っていた
鼻の下が伸びるのがわかる
我に返り鼻の下を指で戻した
発車のためにボイラーの圧力を上げ、煙突から煙が勢いよく噴き上がる
発車ベルが鳴る
汽笛の音が大きく、音量に注意
蒸気機関車の汽笛はなにかを感じる…
その“なにか”はうまく説明できないが…
いや〜良いモンみたわ
まだお昼だけどなんか満足してしまったな…
帰ろ






