リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック
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開幕直後の柔道や水泳
各選手本来の実力を発揮できればメダルラッシュなのだが…

こればかりはな…


トップ選手が相次いで辞退したテニス
錦織圭選手がオリンピックの金メダルを獲得するチャンスかもしれない



他にも注目する競技は多々ある


日本でのメジャー競技、マイナー競技も含め、オリンピアンは尊敬の対象だ


中には代表に選ばれながら、マイナー競技であるために自費でオリンピックに出場する選手もいることだろう…

マスコミの好きなお涙頂戴な映像、記事等作れると思うのだが…


おかしなマスコミのフィルターを通さずとも、スポーツには感動がある

のちに判明する感動も数知れない

が、ライブのスポーツ実況に心揺さぶられて感情移入し、感動することはこの上ない幸せだ

長年担当してきたスポーツ
選手、或いはチームの取材を重ねて蓄積されたアナウンサーの思いと、視聴者が見て感じ、思うベクトルが同じ方向を向いた時、そこに名実況が産まれる

昨年のラグビーワールドカップ予選 対南アフリカ戦のJ SPORTSの実況アナ 矢野武氏の


南アフリカ相手にトライで勝ちに行った日本代表

国際試合では低い評価しかされていなかった日本ラグビーの今までを知り、現在の厳しいトレーニングを積み重ね、勝利を得るために万難を排してきた現代表を知る矢野氏ならではの名実況だと思う


対して同じ映像ながら、NHK BS-1の豊原健二郎氏の実況は、矢野氏が“動”とするならば、NHKのアナウンサーらしい“静”の実況


トライ直前とトライ直後はアツい!
が、その後は沈黙している

画面は勝利に沸く日本代表チーム、感動する日本応援団の表情を次々に映し、呆然とする南アフリカの選手…

約30秒豊原氏は沈黙している

喋らない実況もまた名実況だと思う

勝利の感動は、映像を見ているラグビーファンのために…



オリンピックにも名実況はある

アテネ五輪、体操男子日本代表が、団体金メダルを28年ぶりに獲得した瞬間の名実況


のちのスポーツニュースや特集で、着地の瞬間にゆずの「栄光の架け橋」のサビの部分が流れる映像が使われ、一層の喜びと感動になったものだ


今年もまた、感動が味わえることを期待したい