ジュウオウジャー
オープニングが少し変わった
今回はアムのメイン回、病気の妹まりん(演 白本彩奈氏)を献身的に支える兄 不破数宏(演 長田成哉氏)がゲスト
先週のプレイヤーはコツコツと努力するヤツだったが…
今週のプレイヤーの名はドロボーズ
唐草模様で、バカなのに悪知恵が働く(いるよなー現実にも…)
始末に負えないのは人の弱味につけ込むところだ
しかも身内の…
姿と気配を消すことのできるステルスの能力を持っているが、地球上では3分しか持続できず、カラータイマーでそれを報らせる(をいをい)
妹の病気を治すためには多額のお金がかかる
悪魔に魂を売り渡すところだったが、アムの説得で回避
数宏は犯罪者にならなかったというだけでハッピーエンドでもない
都合良くお金を手に入れることもなく今後も兄妹の苦労は続いていく…
アムも、
「応援してます」
ということばしかかけられない…
数宏の立場を自分に置き換えてみると、
自分なら悪魔に魂を売るかもしれない…
ゴースト
シブヤには八王子という苗字があった(当然か…)
放送開始より半年、筍の皮を剥いてゆくように少しずつ明らかになっていく謎
以前登場した科学者 五十嵐(演 モロ師岡氏)が再び登場し、10年前の事故が来週語られる
かつてのアランの師 ジャイロ(演 高岩成二氏)がアデルの新たな刺客としてやってきて三人と交戦
三人のライダーキックをことも無げに払いのけ、能力の高さの一端を垣間見せた
仮面ライダー龍騎以降、メインライダーのスーツアクターをしてこられた高岩氏
素顔で出演も久しぶり
ヒーローアクションの殺陣も年々進化している
10年ほど前から本格的なワイヤーアクションが取り入れられてきた(ワイヤーで演者を吊ってブルーバックで合成というのは20年以上前からあった)
スタントアクションの進化を第一線で体現しつつ、日々の節制を心掛け、毎年代わる主役の若手に合わせるアクション
プロフェッショナルな仕事には頭がさがる
福本清三氏が斬られ役を演じ続けて半世紀
主役を際立たせつつ存在感のある「斬られ方」は、一昨年のカナダ ファンタジア国際映画祭で主演作“太秦ライムライト”が作品賞と主演男優賞を受賞した
斬られ役という、主役を引き立てることに徹したことが評価された瞬間だった
いつか、日本のスーパーヒーローを影で支える人達にも、広く一般に評価される日が来るといいな