小さな子供には見えていて、大人には見えないものがある


とある商業施設の屋上駐車場にバイクを止め、晴れた空と北アルプスや、
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飛行機雲を眺めていた
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そろそろ中に入ろうと振り返ると、3~4歳くらいの男の子がニコニコしながら自分を見ている……

と、思ったが目が合わない…

正確には自分よりも少し上方に目が向いている

そして満面の笑みで、

「バイバーイ!」

と手を振った

自分の眺めていた先には、山と空と雲しかなかった…

彼はなにを見ていたのだろう?
あの笑顔からして恐怖の対象ではないことはわかる

小さな子供の、

「○○を見た!」

の中に真実はあると思う(ほんの一握りかもしれないが…)


子供には見えていて、大人には見えないもの…
成長と共に見えなくなり、大人になると見えていたことすら忘れてしまうもの…

子供の特権みたいなものだろうか?


しかし、見えないものはしかたない

もしかしたら大事なことかもしれない…
けれど、どうしても見たいとも思わないし、忘れて思い出せないのにはきっと理由がある…

大人になるということは、そういったことも含めているのかもしれない