今日の安曇野は晴れて暖かい
花粉症の人は、なにかと煩わしい時季だ
りんごの花が咲いた
梅や桜とは違った趣がある
長野はりんごの栽培も出荷も多く、新しい品種でもある、
シナノスィート、シナノゴールド、秋映を信州りんご三兄弟と呼んでいる(個人的には三姉妹の方が良いが…)
りんご農家が多い長野ではあるが、りんごの無農薬栽培はやっている農家は無いと記憶している
りんごは農薬を必須とする農業生産品種だ
木村秋則氏が成功したというりんごの無農薬栽培はドキュメンタリーの書籍ともなり、映画にもなった
今は農業を引退して講演活動をしているという
だが、疑問、批判もまたある
自分は農薬や化学肥料を否定するつもりは無い
戦後、農業生産を著しく上げ、生産効率も上げたのは、紛れもなくこの二つと機械化が進んだことに起因していると思っている
使用量と回数を記録し、なるべく使用量を減らし、出荷前に農薬抜きをしてあり、残留農薬が無ければ口にしてもなんの問題も無いだろう
(出荷後に薬を付けるのは言語道断だ
海外からの農産品は、これが一番の懸念だと思う)
無農薬有機栽培は、今後TPPも絡みブランド化する
だがそれもしっかりした生産記録が残り、第三者の証明が無ければならない
自称 無農薬有機栽培ではダメなのだ
日本には有機JASマークがあるが、自分は一般的なスーパーで未だ見かけたことが無い
やはり高いのだろうか?
観光農園でなんとか狩りをする時、予約する際に農薬の散布記録や化学肥料の使用量を聞いてみるのもいい
面倒くさそうな対応をするなら止めておく方が無難だ

