今から半世紀以上も前の1964年
石ノ森章太郎氏は少年画報社 週間少年キングに「サイボーグ009」の連載を開始した

氏のライフワークとも言える作品だ

氏はこの作品の中で自らの思いを、あるべき世界を、001に代弁させている
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50年前、日本の社会はハーフを差別の対象としていた

半世紀が経過し、日本社会のその価値観は逆転した
持って産まれた才能(美貌であったり、スポーツの身体能力であったり…)を利し、あるいは開花させ、活躍しているハーフの人達がいる

まさに、

「誇りに思っていい」

そして、地域限定(EU加盟国)ながら国境は無くなり、国家間のイデオロギーの違いからくる最終戦争はなんとか回避した

だが、

相変わらず人種差別はなくならず、新たな火種として信仰する宗教の違いによる軋轢が表面化してきた


氏の願った世界のありようには……

まだ遠い……