わたしは地球人Az-Rider
バイクに乗りこの地域を調査している
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今回訪れたのは安曇野市穂高駅
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西に向かえばアルプス安曇野公園堀金 穂高地区と、北アルプス表銀座の玄関口である中房温泉が
東に向かえば大王わさび農場があり、至近には安曇野総鎮守 穂高神社が控えている


春は出会いと別れの季節


駅のホームでは、大きな荷物を抱え、上りの特急あずさを待つ若い男性が居た

東京の大学へと進学するのか、それとも就職か…

見送りは無い…

ひとりで旅立つことを決めたのだろうか?

駅周辺には花が咲き始めている
ムスカリ
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水仙
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沈丁花
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コヒガンザクラ
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彼の旅立ちを祝福しているようにも見える

東京のソメイヨシノはもう散り始めているのだろうか?
(穂高神社のソメイヨシノの蕾は、ふくらんではいるが…)

まだ咲き残っていたら、歓迎されているのだろう


下りの列車が穂高駅に到着する
その列車と入れ替わりにあずさの発車ベルが鳴る…

ホームではなく、駅の横の駐車場からあずさが見えなくなるまで見送っていた女性がいた

涙ぐんでいた…

彼の母親だろうか?

自分と目が合うと恥ずかしそうにハンカチで涙を拭きながら会釈して車へと向かう

自分も目礼した


すでに親の居ない自分に、親のありがたさを思い出させてくれた一場面だった


駅から離れようとバイクに向かったところ、下りの列車から降りたであろう大きな荷物を抱えた若い女性がいた

社有車で迎えに来た先輩の女性が声をかける

「○○さん?」

「はい!」

「迎えに来た経理課の**です初めまして」

「よ、よろしくお願いします」



若者の別れと出会いに、花が咲いて祝福する

冬が終わり、正月とはまた違った新たな気持ちになる季節、春


若者達の新たな旅立ちと出会いに缶コーヒーで乾杯だ

ただ、自分に出会いは未だ無い




この素晴らしきロクでもない世界…

缶コーヒーPOSS
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