週刊ヤングジャンプで火星編の終了後休載していた
「テラフォーマーズ」
今週号から連載が再会、併せて単行本の最新刊が発売された
非常に都合良く、羨ましい設定(自分の住むマンションの部屋の上下階と左右両隣りにそれぞれどんな男の好みにも合致する女性達、お姉さん系、妹系、未亡人から果ては金髪美女までが住み、しかも隣りの幼なじみは超積極的)な男の子のモノローグから始まる
これまた都合の良い(羨ましい)浴室のシーンへと続き、お楽しみのところにテラフォーマーから天罰が下ろうというときに、鬼塚慶次登場
しかも主人公 膝丸燈(あかり)はバイクに乗って登場だ
以前から火星より地球へとやって来ていたゴギブリ(テラフォーマー)
闇夜に紛れ蠢めく人間の天敵達
火星より帰還し、地球のテラフォーマーズと対決することになった燈や慶次達
市民はおそらく知らされていない
人知れずテラフォーマーズと戦う燈達…
人知れずショッカーと戦った仮面ライダーを彷彿させる
原作者も作画を担当する人も、編集者も、きっと石ノ森章太郎氏の「仮面ライダー」が好きに違いない
第1巻の終盤、テラフォーマーズとの死闘を生き残るために変身薬を過剰に投与するティン
なんとか凌いだものの、傷付けられた肝臓と腎臓は変身薬を分解せず、バッタの細胞が人間の細胞を侵食し変貌していく
「なにも無いんだ…」
自分のことを言っているように聞こえた
「なにも無いオレが、生きようとする意志のあるお前達を好きになっちまったんだ…」
自分ではどうすることもできなかった産まれた境遇
「来ざるを得なかった」火星で陥った絶望的な状況
そんな中で得た友達
哀しい戦士は、友のためにその生命を散らした
突入した新章はどんな物語が展開するのだろうか?
できれば爽快感のある展開に期待したい
あまり哀しいエピソードは入れなくてもいいけど…
ムリかな…
