国道42号線は浜松市を起点とし、渥美半島を通り、(伊勢湾フェリーの伊良湖-鳥羽間は国道42号線の一部)伊勢市から紀伊半島を海沿いに走り、和歌山市で終点となる
ちなみに、日本最長の国道は4号線
日本橋から青森まで東北を縦貫する、実延長742.3km、総延長888.8km
海上国道を含むと鹿児島市を起点とする国道58号線(種子島や奄美大島、沖縄本島を走る)の総延長は約860kmもある
海上国道を「道」とするかで意見の別れるところであるし、実延長や総延長でも意見が別れる
信州からいちばん近い海上国道だ
海上国道自体が少ないしな貴重貴重
鳥羽には海上保安庁第四管区海上保安本部鳥羽海上保安部が有り、巡視船も常駐し、
鳥羽には大小様々な島があり、代表的な島はふたつ
海賊大名九鬼嘉隆終焉の地 答志島
織田、豊臣と仕えた九鬼氏だが、関ヶ原で父 嘉隆は西軍に、嫡男の守隆は東軍に付き、敗れた嘉隆は逃避行の末、答志島で最期の刻を迎えた(家名存続のためだろうが、真田父子のエピソードに比べマイナーだ)
あとは神島
三島由紀夫の小説 潮騒の舞台になった島
冷えた体を温める火の向こうで、少女が若者に向って叫ぶセリフ
「その火を飛び越えて来い、飛び越えてきたら…」
はあまりに有名だ
運が良ければイルカがフェリーと並んで泳ぐのが見れるというが…どうやら自分にはそんな運はないようだ
約一時間の船旅
14:00伊良湖にフェリーは接岸する
下船すると、国道259号線田原街道を国道1号線を目指して進む
思っていた以上の車の量と、ゆっくりとした流れ…
休日なのを忘れていた
一時間の後、道の駅田原めっくんはうすで休憩
驚いた事に未だメロンとスイカが売っている
もしかしたら一年中あるのかな
さてここから休憩も含めて約7時間、265kmを走る
国道1号線から国道151号線を北上
愛知県と長野県の県境を日のあるというか、空が明るいうちに越えたかった…
愛知県側は街灯もあって道幅もある
が、長野県側は道幅は狭く街灯は無い
国道の維持管理の判断基準のひとつに人口の多寡がある
この場合、圧倒的に人口の多い愛知県に国道の整備予算に余裕がある
ヘッドライトはノーマルから明るいハロゲンに換えたのに、峠から町に出るまではそれでも光量が充分とは思えず暗く感じる
あまりに暗いので速度も落とさざるを得ないゆっくりと峠を下る
めっくんハウスから5時間後の20:00
長野県に入ったものの長野は広い…自宅まではここからさらに2時間かかる
帰り着いたのは22:00
総走行距離はおよそ1100km
3泊4日で35000円
明日は普通に仕事がある
これはツライ1日になりそうだ


