以前は窓を開けると田んぼや畑であった
窓からのそんな景色が気に入っていたのだが、高齢化で農作業を諦め、農地を不動産屋に売却している農家が増えている

これも時代の流れか…

自分のアパートの周囲も、そんな時代の流れの中にある
農地は次々と整地され建築ラッシュだ


子供を持つご夫婦が何組も引越してきて急に子供の数が増えた


その子供達に、
「バイクとバイクに乗る人はカッコいいんだぞ運動」
をひとりでやっている

断っておくが、ナルシーにカッコつけてバイクに乗るとかポーズをキメるとかそういうことではない



プロテクションのしっかりした装備と服装

子供達が近くに居るときは充分な距離を保ち、5km/h以下の速度で

子供達が道を開けてくれたら大きくうなずき、左手を挙げて
「ありがとう」

子供達が手を振ってくれたら振り返し、それにプラスして“ピース”あるいは“サムズアップ”でさらなるお返し

むやみにアクセルをあおったり、空吹かしはしない
等々


絶滅してほしいのだが、いまだにやたらとけたたましい音を出し、半キャップに素手、夏の時期ならTシャツ短パン、ビーチサンダルでバイクやスクーターに乗るおバカがいる


おじ…いやいや“お兄さん”さんは、
あんな絶滅“希望”種とは違うんだぞ!
ということを

そして、
バイクに乗る人はちゃんとしているんだぞ!

ということを静かにアピールしている


最近5歳くらいの男の子が天使のような笑顔で、
「バイク、おっきいね、カッコいいね」
と言ってくれる

それがめちゃ癒されるし、もう嬉しい


しかしながら以前と比較し、こんな田舎でも親御さんの警戒の仕方は半端無い…
なかなかお近付きになれないでいる


寂しいが仕方の無いことだ
が、近所のバイク乗りはちゃんとしていると思ってもらえればそれでいい


いつかこの男の子に、自分の愛車にまたがらせてあげることが小さな小さな夢である