いつも朗らかで
楽しい会話のキャッチボールから
目が
(耳が)
話せないツインズ(双子)の
姉妹



手元が印象的で
一枚パチリと撮らせていただきました



お2人ともに
ダブルステッチの美しさは
折り紙つき✨✨✨
なのですが


良く見ていただくと
チェインを作る手元の
左手の形が違います






↑孔雀の手




↑狐の手



Room of Tattersでは
それぞれ

孔雀(くじゃく)の手

狐(きつね)の手

と呼んでいます




一昔前の感覚だと
キツネの手は
「癖の手」なんて言われて
先生によっては
「矯正したほうがいい」
と判断されることも
あったようです


でもね、、、
少ない経験値かもしれませんが
わたしがこれまで
200人近くの生徒さんの
手元を見てきて


「矯正したほうがいい」
とまでの
明確な根拠になるものは
「ない」
のです



だいぶ以前に
ある御年配のタティングの先生に
「キツネの手」についてお尋ねしたところ


「そのように(孔雀の手で)伝わっているのだから
そうやるの!」
半ばご立腹されてしまい
判断の根拠になるお話しを
伺うことはできませんでした





あえてここでは
タティングレースのこれからを
わたしなりに考えて
Room of Tattersとしての
スタンスを
書いておこうと思うのですが


わたしの経験値で言えば
どちらでも美しく早く結ぶことができるので
「どちらも良い」
考えていて
やり易いと感じる型で
習得していただいています




とっても美しく
スピード感のある結びをされる
生徒さんの中に
キツネの手で結ばれる方が沢山います




クジャクの手だから
綺麗に作れるとか
早く作れる
という根拠になるものはありません




このテーマだけでも
色々お話ししたく
なっちゃうのですが




左手の各手指の位置関係と
右手側の動きとの連動性によって
手の型
(孔雀or狐)
による
利点と特徴があります




(↑関心のある方は
是非レッスンでお尋ねください
詳しくご説明いたします🍀)





面白いことに
これまで
タティングをお教えしてきた経験から
ぱっと見の指の形や長さ
手の大きさで
どちらの手で
習ったほうが
習得しやすいかどうか
またはどちらでもいけそうか、、、


そんなことも
ある程度の予測がつくように
なってきました





手の形ってね
人によってだいぶ違います

各手指の器用さや稼働量についても
個人差がすごくあります




なので
クジャクの手にこだわっちゃうと
タティングを挫折する確率が
間違いなくアップすると思います



それって
本末転倒で
とっても残念なことで
もったいないことだと思うんです




せっかく
喜びを運んでくれる手芸を
楽しむのですから




ストレスや負荷の少ないやり方で
やりたいですよね
💕













↑お2人の作品の
結びの美しさ
伝わるでしょうか、、、✨✨✨



ちなみにストールは
アクリル糸で作っていますから
引っかかって非常に結びにくいです



けれどもこの美しさ、、、
実物はさらに
エッジが光っています




猫のあたちには
ちょっと分からにゃいけど

ママの情熱は感じるにゃ








「タティングは
しもじもや平民には許されない
高等で上品なもの

貴族や特権階級の人だけがたしなめた
特別な芸術」



そんな風に
教えてくださった方がいらしたのですが



確かに
昔はそうだったかもしれません



でも今は
誰か特別な人達だけのものじゃなくて



昭和のリリアンみたいに
誰にも馴染みのあるような
誰もが触れて親しめる



そんな身近なものになったら
いいなぁと思います
✨✨✨







わたしは
タティングで何をするより
タティングそのものをお伝えして
教えることが好きで
楽しかったりします
💕






そんなわたしと
ご一緒してくださり
一緒にタティングを楽しんでくださる
✨Room of Tatters✨
仲間の皆さまに
日々感謝
💕