いつもブログを見てくださっている
皆さま✨
ありがとうございます✨
たまたま見てくださっている方々も✨
ありがとうございます✨
本日は
皆さまのご愛読(←❓😂)に
甘えて
少しネガティブなテンションの
記事になりそうですが
もし良かったら
お付き合いいただけますと
嬉しいです
いつもキラキラを装っている私の
ブラックな一面を
お届けできるかもしれません(笑)
ちなみに「装う」とは
「偽装」の意味の「装う」ではなく
洋服やアクセサリー、小物など
お洒落や雰囲気を身に付けているという
意味合いでの「装う」ですので
誤解のなきよう
よろしくお願いいたします(笑)
さて私は
子どもの頃は
自分の喜怒哀楽がストレートに
現れてしまう性格でしたが
親や周囲にたしなめられつつ
笑顔でいることが潤滑油であり
またそうであるべきなのだと
学習し
なるべく前向きな自分を
保ち表現することを心がけるように
なりました
そうすると
大学生になった頃から
「なんだかいつも思い通りに
さらっとうまくやっている人生を送っていそう」
と言われることが時々
起こるようになりました
結婚が決まったときも
剣道部の友人から言われましたし
子育て真っ只中にも
時々言われました
その後も時々言われます
でもまぁ
そんなことはほぼほぼ
ありません(笑)
むしろ自身のなかでは
逆境のほうが
ほぼ多数の人生だと自負して
生きておりました
なので
周囲に与える印象とセルフイメージの
ギャップに悩んだこともありましたが
30代の半ばで出会った
ある素敵な女性とのやりとりから
認識が改まりました
その素敵な女性は
私より8個も年上だけれど
いわゆる「美魔女」と呼ばれる人でした
外見の美しさだけであれば
そんなに興味や尊敬は
わかないものですが
周囲から一目置かれる彼女と一緒に
幼稚園の役員をしてみて
その人となりに感心しました
私は彼女に
その人間性と魅力で
それこそ
「思い描く人生を
歩んできている」ような印象を
持っていたかもしれません
ところがある時
お茶をしながら
互いの仕事ぶりや達成感を
ねぎらいあって他愛もない
おしゃべりをしていると
彼女が自身の生い立ちを
話してくれました
それは
中学生の頃
お父さんの会社が倒産し
家には借金の催促が
しつこくくるようになり
ある時学校から帰宅すると
家には誰もおらず
そこから
一家離散を経験したというような
とてもハードな内容でした
興味本意であれこれ聞くのは失礼と思い
彼女がしゃべるだけを聞いて
少し質問したくらいだったと思いますが
彼女は
何かそういう
(一家離散や父親の失踪)ことが
起きる予感は
家の中の状況から予期していた
というようなことを
話していました
そのとき
私は改めて彼女から
さらに多くを学んだと思います
おそらく
誰にとっても
人生には陰影があります
陰影(いんえい)とは
影のことです
私は美術大学で油絵を専攻したのですが
デッサンは
まさにこの「陰影」の追及です
ミロのヴィーナスの石膏像を
自身でも持っていて
よくデッサンしましたが
陰影によって
その造形的な美しさを
平面な木炭紙の上に
描き出します
陰影のとらえ方によって
その形は姿をいく通りにも変えますが
でもその陰影がなければ
その美しさを木炭紙の上に再現することは
できないのです
それは色彩を使った表現でも同じです
誰にも陰影はあって
光をまとって過ごすか
陰をまとって過ごすかの違い
そして陰を知っていて
光をまとっている彼女を
私はとても尊敬しているのでした✨
そして今日は
久々カリグラフィーのお教室へ
いってきました
タティングレースにしても
カリグラフィーにしても
つくづく手先を使ってする仕事が
私はとても好きで
魅力を感じます
カリグラフィーもタティングに
負けず劣らず繊細で
ペン先のわずかな手加減や角度で
その美しさの値打ちが変わります
純粋に
「好き」「魅力を感じる」
というのが光だとすると
ここにも実は陰影があって
手先に集中することで
雑念を払える
のです
心の乱れや集中力のなさは
字にも糸にも現れます
美しく創ることを
心がけて
四苦八苦
試行錯誤しているうちに
いつのまにか集中して
無になれていたりします
そして
その美しさや
繊細さに癒されています
私は
ありがたいことに
明るくタフにみられることが多いですが
(実際そうかもしれませんが、笑)
反対の気質も多分にあり
繊細でアンニュイなところがあります
(↑ちょっと綺麗に表現してみました。笑)
なので
ため込みやすいところがあります
だからこそ
繊細なレース糸の美しさだったり
細いペン先から表現される曲線だったりに
癒される時間が必要なのだと思います
タティングレースは
実際に教室の生徒さんにも
「完成させることより
結んでいること自体が好き」
という方が
思いの外多いです
そういう方々のポーチには
作りっきりのモチーフが
どっさり入っていたりします(笑)
私はというと
作っているときも好きだし
完成させることも好き
人が作ったものを
見るのも好きです
なので一粒で三度美味しい(笑)
タティングレースをお仕事とするには
とってもお得な性分です✨
純粋に好きな気持ちと
雑念を払って癒されることと
二つのモチベーションの陰影を
むしろ大切にしたいと思います✨