ダイエットには大敵とされやすい炭水化物
実は重要な役割があるため、
炭水化物を全く抜いてしまうダイエットは危険性が高いことも知っておく必要がある。
炭水化物ダイエットの危険性
①脳の働きが鈍くなる
糖質は、
脳の唯一のエネルギー源で、
とても重要な働きがある。
脳・中枢神経系・血球などは
ブドウ糖以外からエネルギーを得ることができない。
脳は、
ブドウ糖を絶え間なく消費しているから、
ブドウ糖が不足すると、
脳の働きも鈍くなってしまう危険性は高い。
②肝臓に大きな負担がかかる危険性が高い。
糖質が不足すると、
肝臓のグリコーゲンを分解して補い、
10時間ほどでその貯えも底つくと、
今度は筋肉の蛋白質を分解しブドウ糖に替えて補う。
その為
炭水化物ダイエットでは高タンパク質の摂取を強く勧める。
肝臓での糖つくりが繰り返されることで、
肝臓に大きな負担がかかってしまう。
③血液が酸性に傾く為、
呼吸が激しくなったり、
最悪の場合は昏睡等を引き起こす危険性がある。
糖質の不足によりエネルギー源として脂質の利用が高まり、
肝臓は限界を超えて脂肪酸を処理するため、
脂肪酸からケトン体が多く合成され、
その結果、
体内のPHバランスが崩れ血液が酸性に傾く。