「ピット」
と呼ばれる施設から高濃度の放射性物質を含む水が直接海に流出しているのが見つかった問題で、
東京電力は3日、
ピットの上流にある配管を塞ぐための対策を行いましたが、
海に流れ出る水の量は減りませんでした。
このため、
東京電力は4日、
汚染された水がピットにどのような経路で流れこんでいるかを特定したうえで、
改めて流出防止の対策を取ることにしています。
福島第一原発の2号機では2日、
海水を取り込む取水口近くの
「ピット」
と呼ばれる施設にひび割れが見つかり、
高濃度の放射性物質が含まれた水が直接海に流出していることが分かりました。
このため、
東京電力は3日午後、
「吸水性ポリマー」
という水を含むと膨張する特殊な素材などをピットの上流にある配管に流し、
水をせき止めようとしましたが、
海に流れ込む水の量に明らかな減少は見られませんでした。
この水は、
2号機の建屋の外にある
「トレンチ」
というトンネルの水がいずれかの経路で流れ出ているとみられるため、
東京電力は4日、
色のついた水を
「トレンチ」
に流すことにより、
流出経路を特定することにしています。
そのうえで、
改めて流出が疑われる経路の配管を塞ぐ対策を行い、
それでもうまくいかない場合は、
水が漏れだしているピットの周りを特殊な薬剤で固めて流出を食い止める方法も検討しているということです。
4月4日 (NHKニュース)
吸水性ポリマーの前は
新聞紙を使ったとか

なんとも原始的な方法で

とても優れた頭脳をお持ちの方々のアイディアも
案外平凡で拍子抜けした
