昨日の朝、ベッドの上で自分の家の猫を撫でながらギリギリまでだらけようとしているとドア越しに子猫の話で電話が来たと告げられた。
相談を受けてる件で仔猫の話があったから、てっきりその件かと思いながら居間に行き電話に出ると早朝から仔猫が木の上から降りられずにいるという。
なんとなんと。
手元にあったパウチの箱の蓋をちぎり取ってメモがわりにして連絡先と現場の住所を聞く。
そのままで猫を見張っててもらうように話をして一旦電話を切り
慌ててゆかりんさんにたも網を借りるため電話をするとたも網を持って現場に来てくれると言うのでキャリーと洗濯ネットと毛布を持って家を出たのが9時少しすぎ。
現場に着くと小さな猫が木の上にいる。
ゆかりんさんが写真撮ってくれました
木の枝の影に三か月ほどのチビ猫が。
電話をくれた相談者さんによると、前は公園で見かけた仔猫なのだけれど、狐に追われて木に登って鳴いているという。
私は洗濯ネットを持って脚立に登理、ゆかりんさんはたも網を構えた。
枝が邪魔で仔猫に手が届かない。手を伸ばして噛まれたら…との思いがよぎり躊躇していたら
仔猫は2メートルほどの高さをふわりと飛び降りて庭の菊の影に走って逃げた。
そして、そこから家の塀伝いに庭から道路の方へ走って行った。
道路には出ていないのを確認したので、塀と車庫の間のどこかに隠れて鳴いている。
庭側にタモを持ったゆかりんさん、道路側から私が洗濯ネットと捕まえるぞという殺意(殺さないけど)を持って追い込む事に。
隙間に入ってすぐ、足がもつれてゆっくり転ぶ私。衰えすぎている。
声はすれども姿は見えない。
道路側は90センチほどの隙間だが途中から30センチくらいになり確認しようにも進めない。
ゆかりんさんタモを構える足元に猫の顔が見えた。
どうやら道路側に口を向けて倒れた植木鉢の中に隠れている。クリクリと顔を巡らせて鳴いている。
毛布で植木鉢の口を塞ぐようにして無事捕獲。
そのまま、仔猫はゆかりんさんの元へ。
仔猫、ちょっと鈍臭い子で良かった。
この月齢の大きさの猫が走って逃げたらまず捕まらない。それが捕まる運の良さ。
もう少し書く事があったのだけれど今回はここまで。
そらねこさんの家の子になった猫達の写真とか紹介したかったのだけれどそれはまた次の機会に…
今日はとりあえず寝ます…