1/28 そらねこさんとままちゃんこと192のお届けへ。
ままちゃんはI市のお家の猫の里親探しの依頼で訪問したお家の玄関フードでご飯をもらっていた。
あの日の事は忘れない。
譲渡会に参加させる猫を迎えに行って、依頼者宅を出ると玄関フードから猫が逃げて行った。
小さな毛玉のような子猫。
一瞬。
『あ。見なかったことにしようかな。』
と、思った。
出来ない理由ならいくらでも瞬時に浮かんだ。
二週間の隔離期間を作るための場所がなかったし、抱えている案件もあったし、餌をやってるなんて聞いてなかったし・・・
依頼者に聞くと、玄関に猫が来るので餌をやっているという。
仔猫が2匹。だんだん減って、ママと残り二匹だという。
一度、譲渡会場に戻り、猫を参加させつつ子猫を見た件をゆかりんさん他その場にいたメンバーに相談して
折り返し捕獲器を持って、親子猫の捕獲に走った。
猫たちはまだ庭に居て、私が投げるシーバと乾燥鶏肉をおいしそうに、本当においしそうに
「こんなおいしい物食べたことない!」って言いながら食べて、すぐにつかまった。
その後、ママちゃんは避妊手術へ。
術後、ワクチンを打つのだがママちゃんは風邪気味でワクチンが打てなかった旨の報告をもらった。
子猫たちと共にゆかりんさんの所に隔離させてもらうことになった。
隔離明けぎりぎりにそらねこさんのお風呂場があいたという事で
そらねこさんのお家へ親子そろって移動して、病気がわかった。
私が見捨てようとした命をそらねこさんが繋いでくれたことに感謝してもしきれない。
そして、子猫は里親が決まり数年が過ぎて
子猫の里親さんがママちゃんを迎えに来てくれた。
先住は、ニャン友出身の男の子と実の娘猫。
ママちゃんと先住猫達、そしてその家族に皆に沢山お幸せがあります様に。
午前中のお届けだったので
そのあとそらねこさんと常夏アロハ祭りを観に行った。
ランチをごちそうになりフラダンスを観て浴びて帰れたおかげで、いつも感じる喪失感が軽減されて
良かったなという気持ちで帰路につくことができた。
幸せがたくさんあります様に。
そらねこさんありがとう。
2/1 持病の病院の帰りにふと寄ったコンビニでT町のTさんに会った。
Tさんはサビママとくろべぇの保護依頼主でベルちゃん親子の依頼主のお向かいさんで、
去年S市H区の外猫の捕獲保護の依頼者Oさんの紹介者でもある。(この話は書いたっけな?)
Oさんが突然家に現れた黒猫を保護すべく餌を置いたら、その餌を目当てに鯖虎が現れその鯖虎は現在家で保護している。
猫を飼ったことがなかったOさんは黒猫を保護し、半年足らずでその黒猫は抱っこ猫になったという話を聞いた。
Oさんに飼われたくて現れたのか、その猫が現れる少し前に旅立った犬がOさんを託したのかとかいろいろ思うが
溺愛して暮らしているというので良かった。
その時、保護した鯖虎「ヨリメ」は今だ人には馴れず、先日私をしたたか爪出しパンチで殴ったがうちの猫たちとは仲良くしたいらしく、うちの猫で~すという顔でフリータイムを楽しんでいる。
ちなみにうちの猫たちは「お前、保護猫じゃん」といって相手にしていない。
Tさんのお家には近所で猫の保護をしているおばさんHさんの家の猫が里子に行っていたのだが
その子が先日亡くなったと言っていた。
急死だったそうだけれど、その子の親猫がHさんのお家に居るはずだから伝えたいという話をしていた。
Hさんの家の猫達もどうにかせねば。
話は前後するが
I市の奥さんが急死して保護依頼を受けた年寄猫の話。
もんじろうさんが20歳と15歳男の子と女の子の二匹の猫の受け入れを快諾してくれてお願いしていた。
15歳の女の子の猫が保護の後早々にお母さんの元へ旅立ち
先日20歳の猫も旅立ったと知らせがあった。
その知らせを受ける前に保護猫部屋を掃除した後、喫茶のストーブにあったっていた時
喫茶の椅子の下に猫の幻を見た。
あまりにはっきりとしたその猫の後ろ姿に、「あ!どこかで猫が死んであいさつに来た」と思った。
もしかして虎太郎しんだ?と思って、二階の部屋を確認してしまった。
多分、義理堅い20歳の猫、おとうさんは『めんめ』と呼んでいたその猫が
私の元へやってきたのだと思った。
縁のあるところを回って、お母さんの元へ旅立っていったのだと思う。
もんじろうさんがお別れのために私の元へ彼女を連れてきてくれて、お花を手向けさせてもらったのだけれど
とてもきれいで、もんじろうさんが可愛がってくれて居たことと、彼女の気高さを感じた。
看取りは本当に大変な事で、ありがたかった。
色んな人に支えられてるなと
感謝してもしきれない。
忘れないうちに。書き留めておく。