予定帝王切開の私は、当初から38週での出産予定であったが、28週に妊娠高血圧症候群・29週に妊娠糖尿病になってしまったため、更に1週早い37週で産むことになっていた。


この年度末の一週間の差がどれほど大きいことか…

学年が変わり、今回の年度切り替えは出産一時金さえ変わる。

保育園問題や仕事復帰のことを考えると、断然当初の38週がベストオブベストだったのだが、糖尿病の悪さが少しだけ胎児に影響を与えているせいか、正規の週数より大きめのサイズだったため致し方がなかった。


高齢のためか、第一子の時よりも動悸息切れが激しく、お腹の大きさにも耐え難くなっている気がした。お医者さんからも看護師さんからも家族からも周りの方々からさえも、「週数よりお腹がだいぶ大きく見えるね」と言われまくってきた。


胎動も前より激しく「こんなに赤ちゃんって動くもんだっけ?」と思わずにはいられなかったし、お腹の中の時から多動性障害なんではないかと本気で心配し、何度か妊婦健診時にも相談した。(もちろんそんなことはなかった)お腹を突き破ってくるのではないかと、胎児ではなく実はエイリアンなんではないかと、本気で恐怖を感じていた。




妊娠後期には強いストレスのせいでずいぶん居心地の悪い思いをさせてしまったし、聞きたくない言葉もたくさん聞かせてしまった。


妊婦健診ではとりあえず異常がないと診断されているものの、高齢妊娠・出産がゆえに生まれてからわかる異常や問題があるかもしれない不安は尽きない。



それでもようやくここまで辿り着いた。

すごく長く感じた。

しかし思い起こせばあっという間だ。



明日、ようやく解放される。

食事制限からも。

血糖値測定からも。

血圧測定からも。

インスリンからも。

このお腹の大きさからも。

この腰の痛みからも。



わかっている。

産後には術後の痛みが訪れ、乳首の痛みが訪れ、眠れない怒涛の日々がまたやってくることを。





それでも楽しみで仕方ない。

いくら不安でも。

いくら痛くても。

いくら怖くても。




ようやく赤ちゃんに会える!

ようやくこの目で見られる!


どんな声をしているのだろう?

どんな顔をしているのだろう?

どれほど小さいのだろう?


ホントに楽しみで楽しみで仕方がない。


まさか私が2人の子供に恵まれるとは…

まさかこの歳で妊娠できるとは…

まさか無事出産前夜を迎えられるとは…





大きいお腹を抱え、旦那と上の子のために、入院中の作り置きも作ってきて抜かりはない。



腰に激痛を伴いながら、よくやったと久々に自分自身を褒めてあげたい。(=旦那子供2人のためというよりは自己満)






今、病院のベットの上で思うことはただ一つ。









早く会いたーーーーーーーーーーーーーーーい‼︎