皆さんこんにちは(こんばんは)

9月も中旬になりましたがまだ昼間は30℃台。涼しくなる気配が一向にしない今日この頃です。

 

さて、今日は絶縁型のdcコンバータを作ろうと思います。

まず絶縁型コンバータとは何?と言う話なんですが、入力と出力がトランス等で絶縁されたコンバータのことです。

身近な物だとacアダプターがありますね。あれは高圧側と低圧側がトランスで絶縁されているので立派な絶縁型コンバータです。

 

本題に入ります。

入力電圧5~40v、出力電圧は0~30v、500mA最大15wです。昇降圧なので、入力にどの電圧をいれても0~30vを出力することができます。

基盤は5×7のを使います。

それから1番大事な制御用ic。これはnjm2360(mc34063)を使います。

 

回路図です

    

 

FRDと書いてあるダイオードはSBDでもいいですができるだけFRDを使ってください。

D1は回路図では普通のダイオードですが実装するときはSBDを使ってください。(この部分変えるの忘れてました)

Rは過電流検出用抵抗ですので、流れる電流に応じて設定してください。

計算式はR=0.3/I です。

 

 

外観です。

ファンはラズパイ用の物を使いました。風量はイマイチだったので対流での放熱をサポートする様な配置にしました。

作ってから気づいたんですが、手前のキャパシタの防爆弁が半分塞がれっちゃってますね。(この状態だと防爆弁どうなるんですかね。)

それで、動作させてみたんですけど、フルで負荷とるとトランス結構熱くなります。多分表皮、近接効果の影響ですね。細いポリ線を束ねて作ればよかったです。

 

 

9/18

トランスの巻き線をφ0.3×3本にしたら1.5倍ほど多く負荷をとれるようになりました。

 

上からの写真