私と夫の8年3か月 その68  番外編⑦ 闘病中の防災準備 | 野に咲くすみれ(r-m-m-mama-2)のブログ

野に咲くすみれ(r-m-m-mama-2)のブログ

ブログの説明を入力します。

 防災シリーズ??、というつもりもなかったんですが、最後です。

 

 夫の闘病中、1番心配だったのは停電でした。胆管炎や抗がん剤の副作用で体調が悪いときにエアコンが使えなかったら、その時にどうするかはとても心配でした。とても暑さに弱い犬を飼ってからはさらに真剣に悩みました。蓄電池を付けたのは国の高額買取の期間が終わる1年前で、タイミング的に犬を飼った後だったので、夫は、「俺はいつも付けたし」と言って笑っていました。夫と犬、暑さに弱いものが二人になると停電したらもっと生活が大変になるので、メーカのお得なキャンペーンがあって、決断をしました。幸運なことに停電して蓄電池を使うようなチャンスがまだないので、蓄電池だけでどのくらいエアコンがつかえるかは試せていません。天候にも左右されるし、うまくいくかは心配でした。今は節電に役立っています。

 

 釣りが趣味の夫はクーラーボックスを大・中・小とあわせて5個ほど持っていました。釣った魚用に冷蔵庫とは別に家庭用で小さいですが冷凍庫もありました。クーラーボックス用に保冷材もそこにいくつも入れていました。さらに、夫の発熱用に常にアイスノンの枕タイプを3つ冷やしていました。だから停電時は、夫のクーラーボックスを頼りにするつもりでした。

 台風なら前もってわかるので、ペットボトルに水を入れて凍らしておくといろいろ便利だろうからそれも台風の来る直前に冷凍庫で作っておこうと思っていました。おでこに貼る「冷えピタ」も常に冷蔵庫で冷やしていました。

 

 もし、どうしても暑いときは車を冷やすしかないので、ガソリンは半分になったら給油するようにしました。テレビで自衛隊の方の防災準備を見て真似しました。時にはかなり減ってからになることもありますが、いまも可能な限り半分で給油しています。今回の地震で、車に緊急用に必要なものを少し置いておくようにしたというブロ友さんのブログを見て、そういうことも考えておいた方がいいのかもと勉強になりました。

 

 台風や大水なら、2階建ての我が家は垂直避難が可能なので、とりあえず2階に避難していれば、なんとか暮らせるんではないかと思って、2階に当面の水と食料を運ぶイメージトレーニングをしたりしていました。でも、今回のような大きな災害では簡単には太刀打ちできませんね。

 

 被災者の中には今も闘病中の方がたくさいらっしゃると思います。災害の報道の時、私はいつも手術中の人がいなかったかを考えてしまいます。病院には自家発電があると聞いたことがありますが、大きな揺れで物が落ちて中断になったりしないんだろうか、夫の手術時間が16時間だったこともあり、いつも気になります。今回はお正月だったので、さすがに手術は緊急の物以外なかっただろうから、ほとんどなかったんではと思いたいです。

 

  あまりというか、全く参考になりそうもなくてごめんさい。災害準備というよりも停電対策でしたね。夫の釣りのための道具が役に立ちそうだという話で終わってしまいました。コロナは大変でしたが、闘病中に大きな災害がなかったことは幸運だと感じています。そして、私は水の準備を夫の闘病中も考えていなかったことがわかりました。今も続く石川の断水のことを考えると、水の準備も、もっと考えていたほうがよさそうです。