行け行けドンドン: 1988年8月-1 | 生き方を真剣に考える

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ネパール地震が発生。昭和天皇、日本武道館での戦没者追悼式に臨席。なだしお事件の責任取る形で瓦力防衛庁長官が引責辞任。

(本文中の社名・人名はすべて仮名)

 

新入行員には教育の一環として種々の集合研修があり、8月には東京で開催される「消費者ローン集合研修」に同期の小沼と参加した。宿泊は「大森クラブ」。

 

研修の科目としては、午前中は無担保ローン。カードローンで限度額30万円程度の小口のものだ。午後は有担保ローン。不動産や株券などを担保にして、その価値の範囲内でローンを貸すというもの。

 

この頃は不動産も株も買えば値上がりするという時代で、日本中の銀行がローンの売り込みに躍起になっていた。担保評価には掛け目があり、通常は担保の時価の78割が貸出の上限となる。

 

担保価値の値下がりを見越したら当然のことだ。それなのに当時は融資本部から特例通達が次々と出てきて、担保価値の100%まで案件によってはOKという場合もあった。

 

まだまだ「行け行けドンドン」の時代。この当時は将来バブルが崩壊し、その後二十年以上不景気が続くことなど誰も夢にも思っていなかった。

 

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