そうは言っても怒られたら落ち込む。そんな姿を見ていて立石次長、脇田課長が支店のなじみの店「とし坊」に誘ってくれた。仕事の悩みとともに寮生活での問題点についても聞いてもらえた。
かつて「支店では、支店長がお父さん、次長がお母さん」と言われていた。たいていが中年オヤジの次長がお母さんというのは、どうかと思うが、そのココロはとても同意できる。
銀行の支店は要するに大家族だった。難波に限らず当時の支店長や次長はよく週末に行員とその家族を自宅に招き、大宴会をやっていた。
休日なのに、飲めや歌えの大騒ぎ。そこで行員の妻同士、子供同士のつながりができる。ただし、そこに行員のプライバシーが限りなく少なくなるという副作用があった。
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