ジェット･エアウェイズの苦境が深まっています。3月上旬には119の機体が運行していましたが20日時点ではわずか41機体に急減。航空機のリース料が支払えなくなったのがひとつの要因です。結果として1日140便の運行となってしまいました。1月には600便が運行していました。
ムンバイではパイロット組合が協議し、過去3ヶ月の未払い給与が支払わなければ（あるいは支払が書面で確約されなければ）、4月1日からは航空機に搭乗しないことを決めました。約300人のパイロットがムンバイ本社周辺で静かな抗議デモを行なう予定です。
少し前に主要株主のエティハド航空が追加の資本注入を拒否したため、ジェット創業者のナレッシュ・ゴヤル氏はカタール航空など他の出資者を探しています。
つい先週、地方都市出張のために航空便を予約しましたが、ジェットの便はオプションの中に見当たりませんでした。パイロット、客室乗務員、整備スタッフ等の苦境を思うと胸が痛みます。さぞかし不安な日々を過ごしていることでしょう。私がかつて勤めた銀行も経営破綻しました。
ジェット･エアウェイズが一日も早く経営危機を脱することを祈っています。
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