年末年始をマレーシアのクアラルンプールで過ごしましたので、現地の新聞記事をご紹介します。
日本は最近、ムスリムすなわちイスラム教徒にとって心地よい国に変わりつつあります。国際空港ではハラール対応のレストランがオープン。また11月にはムスリム女性向けの初のファッション・ショーが開催されました。ショーは「ハラール・エキスポ・ジャパン」の一環として催行されたものです。
SNSによる情報共有と東南アジアからの低価格航空便の恩恵により、ムスリムの旅行者は増加の一途です。例えばインドネシアからの旅行者は2010年には8万人でしたが、2017年には4倍以上の36万人となりました。
旅行者は下記の「ハラール・トリップ」のようなウェブサイトで積極的に旅行先を開拓しています。
食事と宗教が一体不可分であることは、インドに来てよく理解できました。敬虔なヒンズー教徒であれば牛肉はまず絶対に食べませんし、イスラム教徒であればハラールの決まりに従わない食べ物は絶対に口にしません。
もし飛行機内で手違いによりハラールに反する食べ物を提供され不幸にして食べてしまった場合には、被害者すなわち乗客は浄化のために聖地巡礼をする費用全額を航空会社に要求する、と聞いたことがあります。
ちなみにマレーシアやインドネシアでムスリム女性が頭部に巻いている布はヒジャブといいます。最初に見た時は違和感がありましたが、見慣れるとそれぞれカラフルで巻き方も各人各様であり、興味を覚えます。
これからも、より多くのムスリムの人たちが日本を訪れ、その魅力を発見してリピーターとなってくれることを願ってやみません。
↓↓↓参加しています。クリックを宜しくお願い致します☆

