ホーリー祭は豊作祈願や悪魔払いのための、インド最大のお祭の一つです。私が住むアパートの敷地でも3月2日に大々的に祭が行なわれました。去年に比べて日本人をはじめとする外国人の参加が増えたようで、アジア人・欧米人も入り乱れての大騒ぎとなりました。
祭が楽しいのは大いに結構ですが、互いにかけ合う色粉や色水に健康上の害があると本記事は指摘しています。色粉はひと袋50ルピー (85円) ほどで売っているものですが、それには鉛・クロニウム・カドミウム・ニッケル・水銀・亜鉛などが含まれている可能性があります。
これらの金属製の物質は腎臓疾患、皮膚アレルギー、短期的失明、皮膚ガンの原因となると指摘されています。また、発ガン性があると言われるシリカやアスベストなどの化学物質も含んでいます。
以前のホーリー祭ではペンキや牛糞が塗りつけられたといいますが、それは健康に害がありすぎるということで近年は少なくなったようです。それでも未だに健康被害がある色粉・色水が普通に使われているのですから、自分の身は守る必要があります。以下のような自衛手段が考えられます。
■皮膚に安全な植物由来の色粉を使う。
■治っていない傷口を覆う。
■予めオイルやローションを皮膚に塗っておく。
■ゴーグルなどで目をカバーし、長袖の服を着る。
今年のホーリー祭は終わりましたが、来年参加される方は上記を参考にしっかり身を守ることをお勧めします。
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