ローマ皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスは現代の私たちにとっても大変示唆に富んだ言葉を残しました。すなわち「私たちを悩ませるものを相手にするな」と。通り道にとげのある木があれば避けて通れば良い、夫や妻との喧嘩のことなど忘れるが良い。どうして厄介なもののことをウジウジ考え続けるのか。
不快なことにつき、いつまでも考え続けるのは時間の無駄です。考えたって変えようがないものはあるのです。不味い料理なら食べなければ良いし、不愉快な人とは一緒にいないようにすることです。「不味いぞ!」と文句を言っても料理の味は変わらないし、「あなたは不愉快な人だ」と相手に言ってもきっと不愉快な態度は変えないでしょう。
インドにいていつも不快だと思うのは、特に男性が所かまわず唾を吐くことです。もう、人によっては3分おきにペッペと吐いています。これは主に噛みタバコやパーン (噛み葉っぱ) のせいといわれています。たまに唾を3m も飛ばす輩がいて、不潔極まりありません。
あんなのはもう、どうしようもないので、気にしないより他はありません。不快なものへの対処方法は
①変え得ることは、変えようとしてみる
②変えようがないことは、回避する
の2つです。変えようがないことに怒り、不満を抱いてストレスをためるのは自分が損をするだけです。不快なものを相手にするのは、吠える野良犬相手に喧嘩をするようなもの。時間と労力の無駄です。自分のエネルギーはむしろ目標達成のために使いましょう。
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