パソコンで、スマホで、いつでもネットワークにつながる時代です。これが仕事の生産性という観点でプラスになっているのかどうか、この記事では疑問を呈しています。ある調査によれば私たちは仕事時間中の半分はスマホで気が散っていて、一日に2.5時間はスマホに費やしているとのことです。
イギリス銀行行員向けのブログでは、以下の2つの要因により社員の生産性が低下していると指摘しています。
①仕事中のネット・サーフィン。就業時間のうち1時間は SNS に費やされているとの調査も。また、平日の2時から6時にショッピング・サイトへのアクセスが増える。
②望ましくない習慣が身につくこと。アメリカの哲学者 ウィリアム・ジェイムズ氏によれば、底なしに延々とスクロールしていくアプリを見ることで、脳がハイジャックされる。SNS などの外的な刺激が脳に間断なく来て思考が中断されると、いずれ自分から集中を止めて他のことをし始めるようになる。この「ずっと気が散っている状態」は生産性にとって何一つ良いことはない。
先日、車で移動中にインド人の同僚がネットで靴のサイトをしきりと見ていました。靴メーカーへの営業を考えているのかと思って聞いたら「先日この靴を買ってさ~」と脳天気な答え。「実はこっちの緑のが欲しかったけど品切れで…」買った靴をネットでしげしげと眺めなくてもね。
いつでもどこでもネットにつながるというのは、実は長い人生にとってマイナスも多いのではないかと最近思います。仕事中は車での移動が多いのですが、スマホ画面を見ている時はそれ以外、例えば町中の人々の暮らしぶりなどは目に入っていません。巨大なものを自転車で運んでいる人とか、変な食べ物を売っている屋台とか、実は面白いものが色々と町中で見られます。
何をしようと、するまいと、人生はすべて取捨選択です。やるべき大事なことがあるならば、ネットに費やす時間はそれを損なわない範囲に止めるべきです。
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