仕事以外でこれといった趣味がない身として、この記事の投稿者の言いたいことはよくわかります。
「私の名前はマヌ・ワダワと申します。かくかくしかじかの機関に勤めております」と何の疑問もなく自己紹介をしてきたものの、これでは自分個人のアイデンティティーは職業上のそれに完全に押しのけられているのではないか…妻であり母でありこの国の国民である自分は?との疑問を抱いたのです。
私自身を振り返れば、会社での立場はありますが一個人となると自分をどのように人に紹介したら良いものか戸惑います。飲酒家というほど酒に詳しくもないし読書家というほどたくさん本も読んでいないし。絵にも音楽にも造詣はありません。
おそらく多くの勤め人が現役時代はそんな感じなのでしょう。特に管理職となれば仕事に追われる日々です。それでも多忙の合間を縫って、何か仕事を忘れられる、気持ちが晴れ晴れする趣味を持ちたいものです。ヨーロッパ人は夏に1ヶ月以上の休暇を取るのが普通ですが、その時に完全に仕事から離れてリフレッシュすることで、その後の仕事に向かうバイタリティーを得られるとのことです。
職業人としての自分か、一個人としての自分か、と二者択一で問うと答えに窮してしまいます。仕事に打ち込むことで人格を磨き、個人としての趣味や活動をとことん楽しむことが仕事の成果にも反映される。それが一つの理想の生き方だと考えます。
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