アメリカとインドの海軍は毎年、海軍共同訓練「マラバール」を行なっていて、日本の海上自衛隊もこれまでに5回参加しています。これに日本とアメリカはオーストラリアを参加させようと企てていますが、インドの姿勢は今のところ慎重です。
日本の安倍首相は次回訪米時に「日・米・印・豪」の連携をトランプ大統領に提案すると見られています。インドは中国との関係を重視するかたわら、「一帯一路」などの中国の覇権政策を警戒。南シナ海などでの海洋秩序を守りたいという立場です。
インドにとって重要事項は ①東方の反中国国家との連携強化 ②西方のテロリズムとの戦い、です。「日・米・印・豪」の連携は前記①に合致しますが、あまり中国を刺激したくないインドのスタンスは今のところ慎重です。
おそらく長期的な方向性としては、「マラバール」はアジア太平洋全域での反中国国家による合同活動に発展していくことでしょう。その歴史的なうねりの中で、インドも遠からずオーストラリアの参加を容認することになると予想しています。
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