若者を対象とした調査によると、彼らが国内において最も懸念しているのは汚職でした。汚職は7年連続トップという不名誉な懸念事項です。会社の同僚や客先に色々と話を聞くと、賄賂は特に公務員から日常的に要求されています。
先日聞いたのは、トラックが輸送中に積荷ごと失踪したという事件。運送会社も荷主も当然直ちに警察に被害届を出し、消えたトラックの行方を捜索してもらいます。しかし、何か月も待てど暮らせど捜索の進展はなし。
しびれを切らした被害者が警察の要求に従い賄賂を渡したところ、その4日後にトラックが見つかりました。積荷の6割は持ち出されて散逸していましたが、残り4割は回収できました。仮に窃盗犯が捕まっても裁判の判決が出るのは何年先かわかりません。これも裁判所に賄賂を渡せばスピード判決が出るとか。
嘆かわしい話ですが、人口が13億人の国にしては警察・司法という行政機関の人員がまったく足りておらず、それぞれのデスクには未解決事案が山のようになっているそうです。電気・水道・ガスなどの公共インフラのみならず、行政インフラも急速な経済成長や都市化に追いついていないというのが、この国の実情です。
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