名言:他人から言われてする反省は、 | 生き方を真剣に考える

生き方を真剣に考える

名言・インド・七転び八起き等をテーマに、生き方を真剣に考えてみます。何かのお役に立てれば幸いです。!(^^)!

他人から言われてする反省は、後悔にしかなりません。
自分で気付いた反省は将来の改善となります。 
ー  原充男
略歴:三菱電機顧問。大学および企業等で組織論に関わる講演活動を行なった。

「反省」という観点で報道を観ていますと反省しない人が多いことに気がつきます。最近は大阪で大麻草を栽培した疑いで逮捕・起訴された人がいました。佐藤大作被告のコメント:「…基本的に悪いことではないと思っている。自分で作ったやつをただ食べているだけという感覚」。また、国会をサボって秘書男性とお泊り旅行をし、維新の党から除籍となった上西小百合衆院議員のコメントからは、心からの反省の気持ちはうかがえません。
反省しないということは、悪いことをしたとは思っていないということです。それは、今後も同じことを繰り返すということを意味しています。他人から言われても反省しない人は後悔もしないでしょう。こういう人たちに将来の改善は期待できません。
反省しない人は自己中心的な行動を繰り返しますから、いずれ誰も相手にしなくなります。孤独に生きていくほかはありません。また、自分の考え方・行動を客観的に見ることができないから反省がないとも言えます。自分が悪いと認めたくないという意味では、頑固で臆病な人とも言えるでしょう。
まずは反省してこなかった、これまでの生き方・考え方と真摯に向き合うことから反省と未来への再生が始まります。失敗と反省を、飛躍のためのバネとしましょう。