名言:立派になろうなんてのは、疲れますから、 | 生き方を真剣に考える

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立派になろうなんてのは、疲れますから、自分のやりたいことだけ、自分が楽しいことだけ、考えたらいいんですよ。
ー 浮浪雲
「ビッグコミックオリジナル」に1973年から長期連載しているジョージ秋山作の漫画。

浮浪雲、良いですね~ 昔、たまたまコミックスを読んで妙に感心しました。「これも、いや、これが人としての生き方だよな。」と。
私が社会人になった頃はまだ多くの人がアグレッシブで、「あわよくば社長に!」くらいの気持ちは持っていましたね。折しもバブル時代の最盛期。そんな野心もまったく違和感のない時代です。
そして、バブル崩壊。失われた20年。過剰な上昇志向は潰えました。むしろ逆側にぶれて、清貧とか地味婚とか、日本総引きこもりみたいな時代が続きましたよね。お父さんの小遣いは減る一方です。290円均一の居酒屋の登場とか。ずいぶんお世話になりましたが。
そんなこんなの20年でしたが、ここからはちょっと上を向いて歩きたいですね。立派にならなくてもいいんです。まわりの人達の、ちょっとだけお役に立ちましょう。エレベーターを降りる時に、「開」ボタンを自分が押しているとか。電車でお年寄りや妊婦さんに席を譲るとか。ほとんどの日本人はそうされたら、感謝してくれますよね。仮に言葉に出さなくても、会釈や笑顔で。それが楽しいと思えたら、これ以上の幸せはないのではないでしょうか。
以上は、浮浪雲さんの意図からは外れていますが。最近は「自分のやりたいことだけ、自分が楽しいことだけ、考え」ている輩が多すぎて、どうしたものかと思います。まず、そこは改めての考察としましょう。