花器が描かれた絵と花器そのものが展示されていました。
花器はずらっと並びます。
〈松竹梅図寸筒〉とか〈寸筒〉といったシンプルなものが私の好みみたい。
〈青銅壺〉というのはでかいです。
〈唐銅獅子耳花入〉なんてどうやって洗うのという感じの細ーい花瓶です。
〈達磨図一輪挿し〉洗えねえ
〈斑紫銅花瓶〉もっと洗えねえ
〈桔梗口花瓶〉微妙に洗えねえ
洗うことばかり気にしてすみません。
花器を支える台の造形が凝りに凝っていて
ふたり連れのご婦人方が、「見ごたえあるわねえ」と感心していらっしゃいました。
見ごたえはあったけど、ありがたみがわからない・・・
この立派過ぎる花器には何を生けるんだと考えながら見ていたら、生けた写真が展示されていました。
松などをボーンと生けるらしいです。
相当センスが要るな。
ホールのみ撮影可でして
花器にも花
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続いて、菊池寛実・智美術館にまいります。
泉屋博古館を出て、大倉集古館を通り過ぎ、右手にあります。
菊池智が2003年に開館した美術館だそうです。
ビルの谷間に贅沢な地面づかい。
地下におりると、早速ポスターの作品が
大きいです。
これは小さくてかわいい
用途ということを考えない、芸術作品ということらしいです。
暗いのでね、フラッシュが光っちゃってヒヤヒヤします
ね、何の用途もなさそうでしょう
これも陶製
温かみがありますね
1階のホールと地下の展示室をつなぐ螺旋階段には、ガラス作家・横山尚人の手すりが設置されています。
わたしは、知らずにエレベーターでおりてしまって、とんだうっかりさんでした。
この階段をつたって、美術館という非日常に没入したかったわ。
階段の壁面に展示されている篠田桃紅のコラージュ作品もかっこいいです。
1階にはカフェレストランがあります。
眺めのいいお店です。
秋はもっといいかも。
途中の道
おつき合いありがとうございます。