観ましたよ。
話題の映画。
10月に入ってから、リア友さんから(いるんですよ、ひとりだけ)「ねえねえ、映画『侍タイムスリッパー』ご存知でしたか?」(謎に品のいい言葉遣いの友だち)と、情報が入りまして。
なんでも自主映画の割に映像がよくて、単館上映から口コミで拡がって、現在250館以上の上映が決まっているとか。
タイトルどおり、侍がタイムスリップするお話みたいです。
このたったひとりしかいない私のお友だちですが、歳は近いのだけど、ビミョーに(かなり)趣味が異なりまして笑
まあ、ピッタリ合う人なんていないわけで、合わないところもあるから、一緒にいておもしろいわけで。
観なくてもいいかなあ、なんて思ってましたら、尊敬するブロ友さんのやまちゃんさんがベタぼめじゃないですか。
さらに、なんとなんと、8か月以上も死んだふりしていたつくもさんが、この映画のためにブログを再開しておられる。
そんなにおもしろいのか!?
これは観なくちゃと、行ってまいりました。
ああ、前置き長かった。
ブログの書き方忘れたな、こりゃ。
時は幕末。
「長州の山形彦九郎を暗殺せよ」との命を受けた、会津藩士・高坂新左衛門。
新左衛門と彦九郎は切り合ううちに雷に打たれ……
気を失った新左衛門が目を覚ますと、そこは京都の太秦撮影所だったのでした。
撮影所に突如現れた本物の侍という設定がなんともいいです。
映画が舞台の映画、これは大体おもしろい。
状況に戸惑う新左衛門役の山口馬木也さんがキュートです。
現代にやってきたお侍さんが、感動するのが「ショートケーキ」と「時代劇」というのも泣かせます。
今の人から見たら、食べ飽きて、見飽きたものが、かつてはいかに心躍らせたか。
そして、これまた初めて食べたという、真っ白いごはんの握り飯。
監督の安田淳一さんの作品には『ごはん』というのもあるみたいで、これは、亡くなった父の広大な田んぼを引き継ぐことを決意したOLさんのお話です。
安田さんは、現在、実際に稲作農業を営んでいるらしい。
さらに、やはり低予算の自主制作で手がけたヒーロー映画『拳銃と目玉焼』というのも観てみたいです。
また、長くなっておりますが、映画はその後いろいろありまして、わくわくドキドキの展開でした。
殺陣のシーンが怖いのなんのって。
ラストは体中に力が入って、大変つかれました(笑)
あのですね。
『七人の侍』とか『柳生一族の陰謀』とかと比べちゃだめですよ。
笑って泣ける映画です。
私は年のせいか、この頃涙もろいから、あんまりアテにならないかも。
やまちゃんさん、つくもさん、勝手にリンク張ってすみません。
事後報告でした。
おつき合いありがとうございます。